パプリカがスパイス次第で美味しくなった
黄色パプリカ。
パプリカは赤や黄色があり、肉厚でピーマンみたいに苦くないけどお料理の脇役というイメージがありますよね。
先日スーパーへ出かけた時、特価で黄色パプリカが二個で50円だったのでつい買ってしまいました。
ズッキーニや茄子や鶏肉と一緒に購入して、定番のハーブ炒めとしたのです。でも、パプリカを使ったのは1個。残りはまた何か作ろうと冷蔵庫へ入れておきました。
私は一人暮らしで食事は1日1回〜2回、その内の1回は手作りお弁当。しかも帰宅は真夜中なので休みの時くらいしか、がっつりとお料理ができないんです。
今日もお弁当を作ろうと冷蔵庫を探ると、残りの黄色パプリカが瀕死寸前ではないですか∑(゚Д゚)
廃棄しては安く買った意味がないので、これはお弁当のおかずにしなくてはと、パプリカ救済料理スタートです。
ピーマンなら茹でて塩昆布と和えたりと和風おかずができるのですが、パプリカはやっぱりハーブと合うイメージが強くてマイ調味料と相談タイムです。これごときでクックパッドなどを使ったりはしません。
ほう〜っ、昔カレーをこだわって作った時のクミンパウダーがあるじゃないですか。
しかも定番のカレーパウダーもあるじゃないですか。
はい、決定です。
黄色パプリカ 一個
オリーブオイル 適量
ハーブソルト適量
クミン 少々
カレーパウダー 適量
パプリカレー風味炒めの出来上がりです。
クミンはカレーには欠かせないエジプト原産のヒメウイキョウからとれる種子です。寒さに弱い一年草で、気温の高いところでないと花を咲かさないそうです。
インドのカレーはもちろん、メキシコのクスクスやオランダのエダムチーズなどにも使われています。
キュンメルというリキュールもあるそうです。クセが強そうですね。
中世ヨーロッパでは男女間の貞操を意味するものとして、結婚式にはポケットにクミンを忍ばせていたそうです。女性は芳香な香りのクミンを使って男性の舌を虜にし、男性はクミンを使うに十分な食材を買えるほど家を守るような意味合いがあるようです。いつの時代でも同じですね。
ニンニクを入れたかったけど仕事柄無理なのでそこは妥協しましたが、これがいくらでも食べれるほどの出来栄えでした。
大成功です。
これと別タッパーに肉じゃが(汁気があるので)を詰めてmy lunch boxの出来上がりです。
Lunch boxなんて洒落て言ってますけど、本当はただのタッパーですが(笑)
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