2ヶ所を触るだけで肩こり解消
女性は肩こりの方が多いですよね。肩こりから頭痛になる人も少なからずです。実は肩ではなく意外と思うところを触るだけで、肩こりや首こりから解消されるとっておきの方法を紹介します。
もちろんあ整体やカイロプラクティックなどに行ってカラダの歪みを取ったり、運動で解消はします。
でもなかなか時間の取れない方もいますよね。そんな方にいつでもどこでもできる解消方です。
肩こりの原因はカラダの歪みや同じ姿勢を続けていたことからがほとんどです。筋肉や筋が固まったと考える方が殆どではないでしょうか。
肩こりや首こりの改善方法は沢山あります。原因や場所がちょっと違うだけでも、触る場所も違ったりします。でも私たち素人は、この筋が痛いからここが原因とかはわからないですよね。
そこで・・・
老舗旅館で沢山のお客様のカラダを触っているmamenakaeだからこそ伝えられる、自分でできる肩こり解消方法です。
硬い筋肉を直接揉むな
肩や首が痛いと、どうしても痛いところを揉んだり叩いたりする方が多いのではないでしょうか。
その硬い筋肉を揉んでも根本的な解決にはならないです。そこの筋肉が硬いということは、何かしら神経から収縮しなさいと命令が出ているので、命令を下さないようにするのが大事です。
よく揉み返しという言葉をききますよね。この揉み返しは筋肉痛と同じなので心配はいらないです。でもどうせ良くしたいなら揉み返しのような筋肉痛も出ない方法です。
リンパを流すだけで改善
リンパは老廃物の流れる場所です。毛細血管のあるところにはリンパ管もあります。老廃物を回収してリンパ節でろ過して静脈に戻す作業を行う下水道のような役割を担っています。
リンパ節では白血球や免疫系のリンパ球の戦い終えた戦士の死骸が多くいます。これをろ過して静脈に送り出しています。
血液は心臓から送り出された血液が動脈を通って栄養などを運び、役割を終えると静脈を通ってまた心臓へという一連の流れがあります。
リンパ液はというとカラダのいたるところの毛細血管からリンパ管へ、そして太いリンパ菅へ、そしてリンパ節を経て静脈へと流れる一方通行です。
このリンパ液の流れは血液のように常に流れているわけではありません。カラダを動かした時の筋肉の動きでしか流れません。
飛行機でのエコノミー症候群など典型的なむくみはリンパのむくみです。首や肩も同じ姿勢など動かすことの少ない人に肩こりとして症状が出ると考えます。もちろん姿勢が悪くて胸を開くことのない方も同じです。
流す場所は2ヶ所だけ
リンパを流す場所は2ヶ所だけです。
1.鎖骨の中
2.腕の内側と脇の下
1.鎖骨の中
左鎖骨の中から始めましょう。右手人差し指でカラダ中心から順に始めます。人差し指を鎖骨の中に入れ、背中側に押してください。押して痛いところが滞っています。背中側に押しながら首に沿って押し上げましょう。順に外側へ移動して同じ動作をします。左鎖骨が終わったら、右鎖骨を左手人差し指で同じようにします。
2.腕の内側と脇の下
左腕の下から始めます。右手を握手するとき差し出す手の形を作ってください。そのまま人差し指全体を腕の下に当てて脇へ、腕の内側を下から上へとマッサージしてください。腕の下が終わったら脇の下、背中側から胸へ向かって手でマッサージしてください。終わったら右側も同じようにマッサージします。
鎖骨も脇も滞っている人はとても痛いか、どこかにビリビリとひびきます。リンパが通ると痛みも無くなってきます。同時に肩や首がとても楽になるので試してみてください。
トイレに入ってるとき、仕事の合間に、お風呂やベッドの中でも気がついたらやってみましょう。いつでもどこでもできるお手軽な解消方法ですからね。