飲んでアミノ酸に分解されたコラーゲン、もう一度コラーゲンになる?!

コラーゲンをつくるのは線維芽細胞

コラーゲンたっぷりのスッポン、コラーゲンのドリンクやサプリは摂ったらコラーゲンになると思ってる方が大半でしょう。

でもショックなお話しですが、現実はあなたの細胞次第でコラーゲンになるかどうかはわからないのです。

そもそも口から入った様々な成分、コラーゲンの元も全てカラダの中ではアミノ酸に分解されます。

分解されたアミノ酸がまたコラーゲンを形成するには線維芽細胞、コラーゲンやエラスチンやヒアルロン酸を作る細胞なのですが、これが良い働きをしている人でないとアミノ酸からコラーゲンを作ってくれないということです。

何年か前からコラーゲンマシンがヨーロッパから入ってきました。ピンクの可視光線がコラーゲン生成に関わる線維芽細胞を活性化するという機械です。エステサロンにもありますが、最近は顔にあてる卓上の小さいのも出てきましたね。

コラーゲンマシンは線維芽細胞の活性化と同時に、幸せホルモンのセロトニンが出ることにより、うつや更年期障害の方にも良いということで、アメリカでは治療にも使われています。

真皮にある線維芽細胞

皮膚は表皮、真皮、皮下組織の三つの層からできています。

皮膚は若い人で28日間で入れ替わることをターンオーバーといいます。下から新しい細胞ができて、古い角質層は剥がれ落ちるサイクルのことです。これは表皮でおこります。

驚くのは表皮の暑さはたったの0.2mm、サランラップより薄い表皮ご正常で約1ヶ月、高齢になると3ヶ月もかかるんです。

これを下から支えているのが真皮です。この真皮に線維芽細胞があり、真皮を構成する繊維細胞の90%をコラーゲン繊維が占めているといわれています。

ちなみな真皮ではコラーゲンが70%を占めているといわれています。

線維芽細胞を活性化するには

1.コラーゲンマシン

2.線維芽細胞を活性化するサプリ

3.ヒートショックプロテイン(HSP)

1.コラーゲンマシンは先に述べように、ピンクの可視光線をカラダに照射していく方法です。エステサロンでは通常1回30分で¥3,000〜¥5,000が相場でしょうか。1ヶ月フリー券を格安で出してるサロンも多いので探してみるのも良いでしょう。

2.これはズバリ線維芽細胞を活性化するサプリです。コラーゲンを摂っているのにあまり変化のない方は、線維芽細胞が休眠状態かもしれません。試してみる価値はあるサプリだと思います。

3.ヒートショックプロテインというのは、簡単にいうとカラダに適度なストレスを与えると線維芽細胞が活性化するというものです。人の恒常性(寒いと体温を上げる、お腹が空くと血糖値を上げるなどカラダを正常に保とうとする機能)を利用した方法です。

ファスティングのような飢餓状態や42℃のお風呂に10〜15分入るなど、適度なストレスをかけて活性化させるものですが、毎日はかえって悪くなるのでお風呂なら週1,2回程度を限度にするのも良い方法です。

最近肌にハリがないと思う方、もっと綺麗を目指す方、自分に合った方法で線維芽細胞を活性化させてくださいね。

まめなかえ